2003.6.12

緑内障の患者さんへ

緑内障の患者さんの場合、服用するお薬の種類によっては緑内障の症状を悪化させてしまうものが多くあります。

市販の風邪薬や、お医者さんから処方されるお薬では、風邪や花粉症の時、皮膚科でかゆみのある時に用いる抗ヒスタミン薬という種類の薬や安定剤などです。

ただし、緑内障の種類や手術の有無でこれらのお薬を服用することが出来る場合もあります

服用した方が症状が楽になる場合もありますので、かかりつけの眼科の先生にご自分の緑内障の種類をうかがって、服用してはいけないお薬がないか確認しておくことをお勧めします

詳しくは薬剤師までお申し出ください。

また緑内障は長期に通院・治療が必要な病気といわれています。ただし自覚症状に乏しいために通院・治療を中止してしまう方がいらっしゃいます。

症状に変化がなくとも、少しずつ悪化していることがありますので、緑内障という病気を十分理解し治療していくようにしましょう。40歳を過ぎたら一度眼科を受診し、チェックすることをおすすめします。

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