以前取り扱っていたエレノア同様の鼻汁吸引器M−20をご購入いただいた方との掲示板でのやりとりから抜粋しています。
鼻汁吸引器について
長所はなんと言ってもその吸引力です。お母さんたちが一生懸命吸ってもなかなか吸えないということでお買い求めいただくことがほとんどです。強く吸いすぎると鼻血が出たり、耳にツンとくるようなことも考えられなくはないのですが、そうなる前にほとんど吸引できると思います。ご安心を。今までにご購入された方からのトラブルやクレームもありません。
短所は高価であること。セイワ薬局では定価の20%引きですが、それでも税込みで29,400円⇒33,432円もします。
消耗品としては、吸引する先っちょのところ(オリーブ管)がガラスで加工されているので、割ってしまうと使用できなくなります。ぶつけたり、振り回したりして割ってしまう方は1,575円(税込)⇒2,100円で交換できます。シリコン製のホース類もある程度は消耗品になりますが1〜2年は十分に使用できますし、ひび割れなどして吸引した空気が漏れなければ問題はありません。
ちなみにホースは1,050円(税込)ですが、他にぴったりと合うものが見つかればそれで代用も可能です。
高価ではありますが、それなりに価値はある商品です。
吸引力、吸引方法について
@ 吸引力のレベル(ツマミ)は最大でセットしてください。
オリーブ管の先を指で塞ぐと吸引力のメーターがグングンあがって70〜80になると思いますが、指をはなしてしまうと‘0’になってしまいます。ツマミは最大にしてください。オリーブ管を鼻穴に押し付けると吸引力メーターもあがっていきます。
Aメーターを見ながら吸引するより、鼻穴に密着させることを優先してください。
吸引しながら、「ジュルジュルッ」と鼻汁が吸引されてくると思います。その時にメーターを見ると、水様性の鼻汁なら20前後、ちょっと粘性のある鼻汁なら40以内で吸引できると思います。
それ以上吸引しても構いませんが、70〜80になると鼻血が出たりなど強すぎることもあるので注意してください。でも、ほとんど40〜50以内で吸引できると思います。
Bそれでも吸引できないということは、鼻汁ではなく、固まってしまっている、または鼻閉塞(鼻づまり)と考えてください。
そんな場合には耳鼻科受診をしてください。
Cチューブやゴム製のパッキンはしっかりとセットしてください。せっかく吸引していても他からの空気が流入しては吸引力は上がりません。
入手方法について
D通販は基本的にさせていただいておりません。
お電話でご相談いただいた際には、できる限り対応させていただいております。
お願い
@M-20は決して安いのもではありませんが、耳鼻科に行く回数が減っていくかもしれません。ただし、M-20での処置はあくまでご家庭での応急処置と思ってください。鼻水がネバネバしたり、黄色等の色がついたり、発熱、咳、ゼーゼー、ご機嫌が悪い等、気になるときはお医者さんにかかってください。特に、耳鼻科への通院は、鼻水を吸引するだけでなく、直接患部を見てそれに適した処置(吸引、洗浄、薬散布等)をしていただけるメリットには大きなものがあります。
お子さんの耳鼻科疾患は放っておくと将来的には慢性的なものになることも多いと思います。
頑張って治して、というより、あせらず、ひどくならないようにしてあげてください。
AM-20は、おうちの中のティッシュペーパーをおいてあるところの近くに、M-20をおけるスペースを確保して、ティッシュペーパー代わりに使ってください。
商品のお問い合わせはセイワ薬局までどうぞ
〒134−0085 東京都江戸川区南葛西2−16−7
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